診療案内
ばね指治療
| 【症状と原因】 指の関節を曲げたり伸ばしたりするときには腱(けん)が作用しています。そして、腱はひも状のもので、鞘(さや)である腱鞘(けんしょう)につつまれています。特に手の母指(親指)などを使いすぎることで、その部分に炎症がおこると指の付け根に痛みや腫れ、熱感などが生じます。この状態が腱鞘炎(けんしょうえん)呼ばれ、これが進行(悪化)すると、時に指が曲がったまま伸びなくなり、力を入れて伸ばそうとするとポキッと音を立てて動くような“ばね現象”が生じます。これがばね指です。 【参考資料:エーザイ株式会社 リーフレット】
※ばね指は主に妊娠時や、産後または30~50歳代の女性に起こることが多く、右手の親指に最も多く発生するといわれています。【治療】 1.保存療法1 (リハビリ、物理療法) できるたけ、患部の安静を保ち刺激を少なくします。症状によっては、固定材料を当てて固定することもあります。また、患部への低周波治療、半導体レーザー治療などを行い、痛みや腫れを軽減させます。合わせて、消炎鎮痛剤やシップなどを処方しいたします。 2.保存療法2 (注射による治療) 腱鞘内に局所麻酔剤入りのステロイド注射をして、患部の炎症を抑えます。 3.手術療法 上記の方法で症状の改善がみられない場合や、ばね指の状態が悪化(指が曲がったまま伸びない状態が頻繁に起こる)してしまった場合などに手術を行います。この手術は、炎症によりスムーズに動かなくなってしまった腱と腱鞘の問題を、腱鞘の一部を切開することで解決させます。これにより、腱の滑りが良くなり、正常な指の動きが戻ります。手術時間は30分程度、手術による傷は1㎝程度の小さなものですみます。 【参考資料:エーザイ株式会社 リーフレット】
【手術時の流れ】
※手術後(抜糸前)の患部(手指)の使用頻度、使用の加減等については担当医師にご確認下さい。 【ばね指治療のアドバイス】 ばね指は、いったんそうなってしまうと完治するまでに長い時間がかかることで知られています。手指のことですから、どうしても生活しながら(安静にしにくい)の治療になりますのでこれも仕方のないことなのですが、指の動きが悪かったり、痛みがあったりしますと生活に支障をきたすことになりますので、やはりご自分に合った、症状改善のための治療をしっかり選択する必要があるのです。 【ばね指の治療方法・選択のためのポイント】
|






※ばね指は主に妊娠時や、産後または30~50歳代の女性に起こることが多く、右手の親指に最も多く発生するといわれています。