投稿日:2014年8月14日|カテゴリ:医療情報

最近、過敏性腸症候群と思われる患者さんの受診が増えています。
ストレスが原因で起こる下痢症と言い換えると当てはまる方は多いのではないでしょうか。

こんなことはありませんか?

  • 通勤途中などに急な腹痛や下痢でトイレに駆け込むことが多い
  • いつも腹痛や腹部不快感がある
  • いつ下痢になるか常に心配である
  • いつも便秘気味である
  • 便秘と下痢が交互に起こる

過敏性腸症候群とは

過敏性腸症候群とは器質的疾患(腫瘍、潰瘍、炎症性腸疾患など)を伴わず、腹痛や腹部不快感と下痢・便秘などの消化器症状が長期間持続するか悪化改善を繰り返す機能性疾患です。つまり、腸に形態的な異常がないにもかかわらず、腸が正常に機能しない状態です。便秘型、下痢型、下痢便秘交替型があります。
日本における成人の過敏性腸症候群の有病率は12.5%との報告があり、患者数は1200万人と推定されます。調査によると過敏性腸症候群は20代から30代に多く、40代以降徐々に有病率は減少しています。男性では下痢型が多い傾向があります。

なぜ過敏性腸症候群になってしまうのでしょうか

不安や精神的なストレスが加わったときに症状が出やすい病気です。
たとえば、月曜日の朝や仕事の前、外出時などです。つまり、ストレスによって腸管の運動異常が誘発され症状が出現するのです。

過敏性腸症候群の症状があったらどうすればいいか

まず内科、胃腸科に受診し治療の相談をすることをおすすめします。
必要に応じ血液検査、胃カメラ検査などをし、器質的異常がないことを確認した上で過敏性腸症候群の症状にあわせた飲み薬を処方してもらいましょう。薬を服用することで症状の改善が期待できます。
また、仕事上、生活上でストレスを少なくしていくことも重要です。